台湾留学中のコロナについて、その後

日本に残るべきか?台湾へ渡るべきか?

台湾の冬休みは旧正月の時期。
台湾の旧正月は、西暦と違って毎年変動しますので、毎年確認が必要です。

娘は1月中頃に、冬休みを利用して台湾から戻ってきました。
その頃は、中国ではコロナの話はありましたが、日本や台湾ではまだ他人事でした。

どちらかというとインフルエンザが心配でマスクをして帰ってきた感じです。

様子が変わってきたのは2月に入ってから。

本当は2月の中頃に、台湾に戻る予定だったのですが
大学から

戻ってくるな。

という連絡が。

2月15日までに台湾に渡航していた留学生は問題なかったようですが・・・・。

二転三転する情報に翻弄される日々

大学に入学するまで通っていた台湾留学センターにどうしたらよいか質問してみたら?
と言ってみたところ、留学センターでもどうしてよいかわからなかったようで、
現留学生あてに、台湾留学センターからアドバイスのメールがきました。

色々と書かれてはいましたが、要約すると

台湾留学センター

大学によってかなり対応が異なっているようなので、
落ち着くまでは、急いで台湾へ渡航しなくもよいのでは?

というアドバイスでした。

ただ、この時期には日本の感染者が増えてきていたので、
私と夫は相談して、とにかく隔離されても台湾に行ってしまった方がいいのではないか?
という結論に。

感染者数がこのまま増加すると、 絶対に入国できなくなるだろうと思ったからです。

大学からの情報は二転三転で、全然参考にならず。

始めは、留学生には授業も受けさせないといったメールが来たかと思えば、
「オンラインでやります。日本にいて入国できない子は近くの大学で単位が取れます!」と来たり・・・

え?近くの大学って?どこ?どうやって?

方法や手続きは一切書いておらず・・・・
親も子も混乱!!

台湾に留学していることの意味

でも、とにかくまだ入国制限されていないし、寮に入れなかったら一人暮らしをしなさい!
そして、大学の授業を受けられなかったらとにかくバイトでも何でもして、中国語を上達させる!

台湾に留学している目的をもう一度再確認して、
日本にいるよりはマシだろう!という判断をしたわけです。

本人は、まだ日本にいたかったようで、不満もあったようですが、
今になって思えば、行かせてしまってよかったです。

その数日後(確か3月2日から?)から、飛行機が飛ばなくなったので。

渡航までの準備

まず、飛行機を2月下旬に急いで変更。

まだ、台湾も自主規制の時期だったので、滑り込みセーフ!

ブッキングドットコムでホテルを2週間分予約して(バーゲン中でめちゃめちゃ安かった) 、そこで2週間の自主隔離をしました。

マスクとアルコール、毎日の検温のための体温計も持参させました。

同じ留学生の女の子と二人だったので、自主隔離中もそんなに不安な様子は見られませんでした。

詳しくは、本人が書いた記事もあるので、チェックしてみてください。

コロナウイルスで留学継続の危機!?

台湾は日本よりコロナ対策が進んでしたので、感染についてはある意味安心していましたが
大学に戻れるかどうかは本当に心配でした。

娘の通っている台中の大学は、かなり厳しく対策をしており、授業はオンライン(全員)
留学生は寮の5階から2週間出てはいけないと言われていたようです。

娘たちも、ホテルで自主隔離していたので必要はないと言ったようですが、最初は聞き入れてもらえなかったそうです。
(その後、確認が取れて隔離は解除されたようです。ヨカッタ)

授業については、最初の2週間くらいはオンラインだけ。
4月に入ってオンラインと通常の授業が半々になり、7月の現時点ではオンライン授業もあるらしいのですが、普通に教室に通っています。

結果、行かせてよかった

親としては、日本よりも早く通常の生活を取り戻している台湾へ行かせた決断は
正解だったと思っています。

今では日常を取り戻しつつある台湾

2月の時点では、台湾に行ってまだ半年。

中国語も心もとない時期に、そのまま日本にいたら
いくらオンラインで授業を受けていても、上達するどころか逆にどんどん話せなくなっていたと思います。

現時点でも、娘の大学の日本人の半分くらいは戻れていないようで、
「それってどうなるの?」と聞いたらわからないと言っていました。

お友達のお子さんたちも、今年の夏から交換留学の予定だったとか、
留学に行っていたのに国からの勧告で帰国した子などがおり、
なんだかとても不憫です。

留学するために、たくさん勉強や準備をしてきただろうに・・・・・。

いつになれば、自由に海外の国と行き来できるようになるかはわかりませんが
早くその日が来ればいいなと思います。

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ABOUT US

母豆花(ははとーふぁー)
ないりーの母(母豆花:日本人) 教育熱心なつもりはないけど、旦那さんには教育ママだと言われる。 自身は留学の経験がないので、台湾に留学した娘に対してうらやましーと実は思っている。 料理は嫌いだけど、食べることは大好き。そして、明日人生が終わっても後悔しない生き方をしたいと思っているなので、自分本位。 そんな母豆花の目線で、台湾の大学留学について書いていきます。