中国語の塾が台湾正規留学に有利な理由

7月に台湾の大学見学ツアーを経て、正式に台湾留学を目指すことになった我が家。

はてさて、中国語をどうしよう?

9月から台湾の大学の本科生として授業を受けるということは
それまでにとりあえず、授業についていけるだけの中国語を
身につけなければならないということ。

我が家の場合は、台湾の大学見学を主催した台湾留学サポートセンターの付属(?)の
台湾大学進学予備校に通う事にしました。

台湾大学の見学会の様子はこちらにまとめてあります。

台湾の大学見学

娘を台湾に大学留学をさせようと思った理由 その②~大学見学編~

他の中国語塾を調べなかったけど、調べてみると他にも選択肢はあったと思います。
これは、また別の機会にご紹介いたします。

中国語の塾に入塾するためには、入試テストが必要

とりあえず台湾大学進学予備校に入るためには、入塾テストを受けなければなりません。
入学はいつでも受け付けているようですが、このテストの点数があまりに低いと、
入塾することができないみたい。

数学、英語、国語の3教科受けるんだけど、
この結果が、後に大学を決めるときの成績として響いてくる。

その時は本人全然気にしてなかったけどね・・・(母はさんざん言いましたが)
大人から見ると頑張っておいた方がいいのにとか、やった方がいいのにと思うので、
ギャンギャン言いたくなるのですが・・・。

言うと怒るのでほどほどにしてました。

私の推測では、 台湾大学進学予備校 ではこの入塾テストで、
留学してやっていける基礎学力があるかどうか見ているのだと思います。

あまりに成績が悪いということは、今現在の高校での勉強をさぼっていると推測でき、
台湾に留学してからやっていけるかどうかに疑問符が付くという判断です。

台湾の大学への推薦は勉強した時間数に比例

また、留学をする際には必ず中国語のレベルがどのくらいあるか証明を求められます。

普通は中国語のレベルを図るのに、華語検定(TOCFL)というものを受けるのですが、
残念ながら日本で受けることができません。

平日に、華語検定を受けるために台湾まで行くことも、なかなか非現実的。

でも、 台湾大学進学予備校 では、授業を受けた時間と面接、テストで中国語のレベルを
みなし判定して大学を選ぶ基準としてくれます。

入塾する時に800時間、1,000時間、1,200時間のなかからコースを選びます。

中国語の塾にかかった費用

我が家は、入塾したのが遅く6月からだったので、とりあえず1,000時間コースを選びました。
費用は約130万円(1,300円/時間)。

高校の授業が終わった後に通うとしても、まじめに通塾していると1000時間なんてあっという間。
結局、最終的には1,200時間受けました。
追加の200時間分は約23万円(1,150円/時間)でした。

大学への願書の提出、ビザに関する申請などで 台湾留学サポートセンター に64,800円支払いました。

台湾留学サポートセンター は、非営利団体のため、実費費用だけとのことで格安。
その代わり、過剰なサービスはあまり期待しない方が良いかも。

通塾のスケジュール

高校3年生の6月から入った中国語の塾のスケジュールは次の通り。

1,200時間の授業を受けたスケジュール

6月~12月:高校が終わったあと18時から22時まで中国語の授業。
夏休み期間:夏期講習のような状態で、朝から夜まで授業の日も。
1月~3月:高校が自由登校になるため、12時~17時または18時~22時のどちらかで授業。
4月~7月:高校を卒業したため、1週間のうち6日は授業。

塾は、曜日で決まっているのではなく、自分の予定に合わせて1か月単位 のスケジュールを組み
事前に塾に提出します。
最終的に7月までに1,200時間の授業を受けられるように、自分で予定を立てていました。

1月以降は、ほとんど毎日行っていた状態。
よく頑張ってる!! えらいっ!!と思ってました。

塾での様子はほとんど親はわからないし、何より中国語のレベルが上達しているのかどうかが
全くわかりません。

親にできることは、お弁当を作ること、体調を崩さないようにすることくらい。

あまりにつらそうなときは、 車で高速道路をかっ飛ばし、塾まで迎えに行ったりすることもありました。

事前に中国語を勉強しておいて良かったこと

塾では勉強だけでなく、お楽しみ会などの催しも!

約1年間、塾で中国語を勉強したおかげで、台湾に行ってから言葉の不便さを感じることもなく
泣いて電話をかけてくるようなことはなく、比較的すんなり生活に溶け込んでいけた模様です。
(ほかのママ友に聞いたところによると、「うちは、半年は泣いて電話かかってきたわよー。今は楽しくやってるけど」といっていました。)

よく日本人は英語ができないと言いますが、できないって本当に何もわからないことなんですよね。

英語であれば、「これいくらですか?」「駅はどこですか?」なんてだいたいの方はわかりますよね?

これが、中国語になると解らない方多いのでは?
私は、わかりません・・・。

知っている中国語といえば「ニーハオ」くらいなもの・・・。
この状態で、留学するって、心折れて当たり前だと思うんです。
しかも、高校卒業したての子供ですから。

台湾の大学に留学をお考えの方、学校生活を円滑に過ごすためにも
買い物ができる程度の中国を習得していくことを強くお勧めします。

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ABOUT US

母豆花(ははとーふぁー)
ないりーの母(母豆花:日本人) 教育熱心なつもりはないけど、旦那さんには教育ママだと言われる。 自身は留学の経験がないので、台湾に留学した娘に対してうらやましーと実は思っている。 料理は嫌いだけど、食べることは大好き。そして、明日人生が終わっても後悔しない生き方をしたいと思っているなので、自分本位。 そんな母豆花の目線で、台湾の大学留学について書いていきます。