こんにちは!ないりーです。
3ヶ月の長い夏休みはあっという間に終わり、学校がはじまりました。
夏休み中に台湾のコロナ警戒レベルが3から2にさがり飲食店の利用が可能になったり、夜市が再開したりと少しだけ前の台湾が戻ってきました。
でも現在もマスク、検温、アルコール消毒、政府の行動範囲確認のQRコードは徹底されています。
今は感染者の出ない日があったり、多くても1日に10人程度の感染者で、だいぶコロナの感染を抑えることに成功しています!さすが台湾!!
私も両親に勧められて夏休み中に1人で高雄観光して来ました!そのお話はまた今度!!
ちなみに私の大学は10/10までオンライン授業!朝ゆっくり起きられるからずっとオンラインでいいのに…。
さて!今回は台湾に来るときに避けては通れない大学の選び方について、大学に通ってみて感じたことを書いていこうと思います!
大学選びに失敗したと感じるポイント
大学選ぶのなんて簡単じゃん。
と思うでしょう?私も思ってたし、究極言えば自分の気に入った大学に行けるのなら、それが最良だと思っていました。
でも、私が大学選びの記事を書くのは、正直、私は大学選び失敗したな…と思っているから。
私が2年間大学に通っていてこの大学は失敗だったと思うポイントは
- 大学側の外国人に対するサポート体制
- 寮の質
- 大学周辺の環境
- 学費
- 先輩との繋がり
です。
どういうことか、それぞれ1つずつ詳しく説明していきます。
1 . 大学側の外国人に対するサポート体制
これは各大学によって大きな差が出ます。
私の大学は新設された大学のため、もともとサポート体制が手薄であることは聞いていました。
だからそれなりに覚悟はして台湾に渡航しました。
それでも、私たちが渡航した日にはもうすでに大学の授業は始まっていたし、大学のシステムへのアクセス方法など学校生活に欠かせない情報の共有は一切してもらえませんでした。
入寮の際に申請名簿に名前がない子や、受かった学科と違う科に名前がある子もいました。
外国人に対するサポートが手薄どころではなく皆無であり、そもそも大学として機能しているのだろうか?と思うことも少なくない状況。
渡航したてで、ご飯を買うのにも緊張しながら過ごしていた右も左も分からない私にとって、サポートが得られないことは、結構な心へのダメージがありました。
特に今はコロナによって日本に帰国するのが難しい上、台湾に戻って来あたあとに2週間の隔離 → PCR検査 →1週間の自己健康管理期間があります。
大学によっては隔離のホテルを手配してくれたりもします。ですが私たちの学校は全て自分での手配でした。
それくらいならまだしも、学校が始まった日に突然日本人のLINEグループにこんな連絡が!
「隔離している人と隔離終わった方々へ!隔離14天後,再後7天不可以進學校,也不可以住學校宿舍。請他們自行再多訂防疫旅館,或是住別的地方」
~ 「14日の隔離が終わった後、7日間は学校に来ないでください、学校の寮に住むのもだめです。自分で検疫ホテルの予約を増やすか、別の場所で過ごしてください」 ~
え、それ今言うの?絶対もっと前に言えたよね?これによって日本に帰っていた人たちは急遽1週間ホテルの予約を伸ばすはめに・・・。
当然ホテルは無料ではないので、経済的負担もそれなりにあるわけで・・。
と言う感じで私の大学はほとんどサポートがないので、サポートの有無はよく調べたほうがいいです。
これ、絶対ですw
2. 寮の質
寮はもちろん綺麗、汚いがあります。
私が暮らしている寮の部屋はよく「広いし綺麗!」と言われます。
綺麗さ、広さでは特に文句なし! 汚いとほんとに生活が苦痛になるので私は大事な基準だと思います。
お友達が住んでいた寮には洗濯機がなかったそうで、洗濯板で衣服をゴシゴシと洗っていたようです。
この現代社会において、洗濯板とは・・。
台湾では、日本では考えられないようなびっくりするようなことが普通に起こるのです笑
私の場合、寮費は1学期分で13,000元です。
私の大学は外国人と台湾人の寮が別の建物になっていて、少し離れた場所に建っています。
また、ルームメイトは基本的には同じ国籍で分けられています。
最初は日本人と一緒の生活の方が過ごしやすいからいいか。と思っていたけど、日本人と一緒にいる時間が増えると中国語が成長しない。どんどん自信がなくなっていきます笑
学校見学などするときに、先輩に寮の雰囲気と合わせてどんな風に学生が過ごしているのか、部屋割りのされ方などを聞くのが一番わかりやすくて良いかなと思います。
3 . 大学周辺の環境
大学の周りにはどんなものがあって、スーパーや中心街に行くのに何に乗ってどれくらい時間がかかるのか。これは入学前に是非とも把握しておきたいことです!
私の大学は周りは田んぼと学生用のご飯街しかなくて、一番近いスーパーまではバスで10~15分、バイクで5分。街まではバスで1時間、バイクで30分です。
遊ぶところは全くない。
大学で遊びたいからと転校した人もいるくらい何もない。
バスだとどうしても時間が無駄になってしまうので、私は免許をとって、バイクを買って乗るようになりました。私の学年では6人中3人がバイクを持っています。
休日や授業の後に遊びたいと思っている人は絶対に台北の大学がおすすめ。
逆に静かに過ごしたいなら中部、南部の大学を選ぶと入学後のギャップが少なくて済むと思います。
4. 学費
お金持ちの子が集まる学校と言われる私の学校は学費高めです。
正直、無駄なところにばっかりお金掛けてるなと思うことは結構あります笑
私の学科は1学期分の学費は台湾元で53,786元(寮費なし)。
学科によって学費は変わるので参考までに。
1年生の時は奨学金があったので1学期29,895元(寮費なし)でした。
2年からも奨学金ありと書いてあったにもかかわらずその金額は1,000元程度。ありえない…。
申請してもあまり意味のない奨学金は諦めて、普通に授業料を払いました。
このことは、2年生になってから知ったので、びっくりしました。
普通にちゃんとした奨学金がある学校もあるので、しっかりと確認しておきたいポイントです!!
5 . 先輩との繋がり
これも各大学によりけりです。
日本人学生同士とても仲の良い学校もあれば、名前と顔も一致しない先輩がいるくらい関わりがない大学もあります。
私の大学は後者・・・。
そもそも私が1年の時に寮に住んでる先輩が圧倒的に少なくて、学校内でも全然会わない。
日本人の交流会的なものも無かったので顔合わせもない。
同じ学科の先輩とはかろうじて繋がっているけれど、交流の場が無いので、当然仲が良くなるわけでもなく笑
先輩との交流が多い大学では、先輩が住んでいるマンションに紹介で入居できたり、アルバイトの紹介があったりと何かと良いことがあるみたいです!!
本当、羨ましい。
そんな不便な経験をした私たちは一個下の後輩とは意識して仲良しになりました。
寮に住んでいたからと言うこともあるけど一緒に遊びに行ったりご飯に行ったりもよくします。後輩との関係性はその年度の先輩たちの意識の仕方で後輩の関わり方は変わるのかなと思います。
まだまだ他にも見なきゃいけないところはあると思うけど、私が勧める大学で見るべきポイントはこの5つです!!
情報の集め方としてはやっぱりその大学の先輩に聞くのが一番確実で効率的かなと思います。 InstagramやYouTubeで留学の様子を配信している人もいるのでそれで様子を見るのもありですね!
母豆花 が書いた下の記事もご参考に、どうぞ。
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